奈良時代」タグアーカイブ

漢方治療評論家:工藤孝文によると

●奈良時代には、すでにドラック中毒者がいた

 

鑑真和上により、石薬(鉱物性生薬)が伝来し、

聖武天皇の病を治したことで人気を博した

 

石薬の中で特に人気があったのが、五石散

五石散を飲むと気分が高揚し、ハイな状態になるという

一方、副作用で高熱が出て激しい発汗作用があり、

歩くなどの運動をして熱の発散を促さないと中毒死の危険性があった

 

5つの鉱物から作られ、熱を散らすために歩くので、五石散

(144)

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古代評論家:來村多加史によると

●飛鳥 奈良時代でグランドホッケーが流行していた

そのスポーツを打毬(だきゅう)という

毬をスティックで打つグランドホッケーのようなスポーツ

庶民も貴族も熱狂

 

奈良の春日大社に貴族が集い、聖武天皇を宮中に残し、打毬に夢中になった

聖武天皇は激怒し、打毬をした貴族に厳しい処分をしたという記録が残っている

 

生物学評論家:池田清彦によると

●奈良時代以前は、猫を飼っていなかった

犬、牛、馬、豚、鶏はいたが、家猫は日本にいなかった

 

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奈良時代史評論家:寺崎保広によると

●奈良時代にも役人の勤務評定があった

当時の中国の制度を基にした9段階評価

上の上~下の下まで

上官の個人的好みが反映しないようにポイントが決まっていた

当初は真面目に評価していたが、

奈良時代後半には、ほとんどが中の上に

波風が立たないように横並びになり、平安時代まで続いた

 

心理評論家:植木理恵によると

人は、律令だけでは人が他人の命令を聞けない

●奈良時代、服装が決められることで上下関係が作られた

炎天下、警察官の格好をすると長時間立っていられるが、

ラフな格好をしているときちんと立てない

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経済評論家:門倉貴史によると

●奈良時代 下級役人が仕事のミスで合コンを要求された

 

奈良時代の下級役人が上司からパワハラを

受けていたと記される文書が正倉院に残っている

 

748年7月28日、下級役人の角勝麻呂は、写経の仕事でミスを犯した

上司や同僚が上級官庁にミスを報告しない代わりに

2週間後に宴(合コン)を開けと要求された

さもなければお前の家に押しかけて財産全て没収するぞ、恫喝

角勝麻呂は、宴を開いてピンチを切り抜けた

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生物学評論家:池田清彦によると

●奈良時代は、歌を詠み合って契りを交わしていた

 

当時、男女は、市場で歌を詠み合う歌垣で

お互い気に入ったら契りを交わしていた

 

その場所は、現在の奈良県桜井市の海石榴市

当時、最も大きな市場があったとされる

 

海石榴市は、仏教伝来の地としても有名

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