アリの世界に、働かないアリはいない

アリ一筋:長谷川英佑によると

●アリの世界に、働かないアリはいない

イソップ童話などでアリは働き者だとされている

実際に巣の中を観察すると、働いているのは7割

残りは3割は、ほとんど働いていなかった

その3割が、本当に何もしていないのか調べるために

アリにそれぞれマーカーをつけて合計2年間ひたすら観察した

すると卵を舐める作業があることが分かった

働きアリを取り除くと、20分程度で卵が全部腐ってしまうことも分かった

白アリは、唾液に抗生物質が含まれており、卵を舐めることで腐るのを防いでいた

アリも働きすぎると疲れてしまう

普段動かないアリは、働きアリが疲れたときに

ヘルプで仕事をしていること事が分かった

コロニーを存続させるために働かないアリは必要だと結論を出した

 

●アリの世界では年老いたアリほど危険な仕事をする

若いアリに危険な仕事をさせると種として存続できず得策ではない

外でエサを探す仕事は危険なので恒例のメスアリが担当している

 

●アリは空中で交尾している

アリは、ハチに分類される昆虫

ハチと同じで年に一度一斉に飛び出し、

空中で交尾し女王アリだけが地上に生還する

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