生物学評論家:池田清彦によると
砂漠地帯に生息するラクダ
砂埃対策のため、まつ毛や耳毛が長い
脂肪のコブは断熱材の役割を果たしている
長距離を歩けるようにラクダの脳内には痛み止め成分が入っている
●ラクダは水なしで10か月 生きられる
ラクダは1度に水を100ℓくらい飲み干す
血液中に水分を溜められるので
水なしで10か月 生きられる
エサがなくなるとコブの脂肪を分解して
エネルギーに変え、血液から水を作り出す
何も食べないとコブは小さくなる
(225)
生物学評論家:池田清彦によると
砂漠地帯に生息するラクダ
砂埃対策のため、まつ毛や耳毛が長い
脂肪のコブは断熱材の役割を果たしている
長距離を歩けるようにラクダの脳内には痛み止め成分が入っている
●ラクダは水なしで10か月 生きられる
ラクダは1度に水を100ℓくらい飲み干す
血液中に水分を溜められるので
水なしで10か月 生きられる
エサがなくなるとコブの脂肪を分解して
エネルギーに変え、血液から水を作り出す
何も食べないとコブは小さくなる
(225)
生物学評論家:池田清彦によると
大きな体と角が特徴的なサイ
体が大きく強いのでライオンも襲わない
●サイは カバよりも馬の仲間
カバの爪は偶数だが、サイの爪は奇数
●サイの角は一生 伸び続ける
通常は角を研ぐ習性があるが、
放っておくと最長1.6mくらいまで伸びる
サイの角は、人間の爪と成分が同じ
●サイの角は高額で取引され、密猟が絶えない
アフリカに2種、インドに2種、
スマトラに1種、世界で5種しかいない
過去には日本にもサイが存在した
(197)
生物学評論家:池田清彦によると
カピバラは、ネズミの仲間で世界最大
カピバラの脳は、約70gと割と大きいが、頭が良くない
●目、耳、鼻が横一直線
水面から顔を出して敵を警戒しながら泳ぐ
●カピバラは臭いを消すために水の中で排泄する
陸上で排泄すると天敵に気付かれやすい
ジャガーやピューマなど天敵が多く、警戒心が強い
●昔 南米には体長3m 重さ1tの巨大なネズミがいた
(201)
生物学評論家:池田清彦によると
世界三大珍獣:オカピ
生きている化石と呼ばれ、
1千万年くらい前から形態が変わっていない
●オカピは蹄が2つに分かれているためキリンの仲間
草原に残ったのは、キリンになり、
森林に戻ったのはオカピになった
●オカピの子はお尻の縞模様で母親を見分けている
夜行性の動物は嗅覚が発達するが、
視覚が発達するのは昼行性の動物
子供の方が大人より形の違いが分かる
(109)
生物学評論家:池田清彦によると
陸上最大の肉食獣:ホッキョクグマ
夏は食べ物がないため、7月~11月の間は 何も食べない
その間は、雄のホッキョクグマが赤ちゃんを食べることも
●ホッキョクグマの毛は透明で、肌は黒い
太陽の熱を吸収しやすいため肌が黒い
太陽光が肌まで届きやすくするため毛が透明になっている
毛の中が空洞になっており、断熱材と同様の役割を果たしている
空洞で透明の毛に光が乱反射し、毛が白色に見える
ホッキョクグマは、体温が外に逃げづらいため
熱を感知する赤外線カメラには写りづらい
雄のホッキョクグマは、140㎞先の
牝の匂いを嗅いで見つけることができる
(141)