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歯ブラシの毛は、かたい毛?やわらかい毛?

 

口腔外科評論家:宮本日出によると

●歯ブラシの毛は、口臭がゆで卵のニオイの人はかたい毛、生ゴミのニオイの人はやわらかい毛が向いている

 

ゆで卵のニオイがする口臭は、主に舌上の口臭菌が出す硫黄化合物

かたい毛で歯磨きした方が歯の表面をキレイにしやすく虫歯予防になる

 

一方、生ゴミのニオイは、歯周病菌が出すニオイ

歯周病菌は歯と歯茎の間にいるので、かたい毛で洗うと歯茎を傷つけて悪化する

やわらかい毛で歯と歯茎の間を磨くことで歯茎を傷つけずにキレイにできる

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歯科評論家:倉治ななえによると

●冬に歯磨きをおろそかにするとインフルエンザ発症率が10倍に

 

歯磨きをおろそかにすると口の中の歯周病菌が増える

歯周病菌が出す悪性物質ノイラミニダーゼが、

喉の粘膜バリアを破壊する

冬に活発化するインフルエンザウイルスが喉の粘膜から侵入しやすくなる

ノイラミニダーゼは、タミフルなどの薬の効果を低くすることが分かっている

 

介護施設で行った調査では

口腔ケア、歯磨き指導を行ったグループは、

何も指導しないグループと比べて

インフルエンザ発症率が、1/10だった

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口腔外科評論家:宮本日出によると

歯周病菌には種類があり

悪性度の低い病原菌を1とすると悪性度の高い病原菌は44倍

 

●18~20歳のキスで歯周病の重度が決まる

口の中の菌は、他人の唾液からうつる

 

悪性歯周病菌が定着しやすいのが、18~20歳

18~20歳に多くの人とキスをすればするほど

重度の歯周病菌が定着する可能性がある

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歯科評論家:倉治ななえによると

●男性より女性の方が、歯周病になりやすい

歯周病菌は、女性ホルモンを栄養源としているため

女性の方が歯周病が進行しやすい

妊娠すると女性ホルモンが20~200倍に増加するので歯周病菌も増えやすい

 

●歯周病の妊婦の早産 低体重児出産のリスクは5倍以上

増えてしまった歯周病菌の毒素は炎症性のサイトカインを出す

それは子宮が収縮してしまう作用がある

妊娠中でも歯周病の治療をすればリスクが下がることが分かっている

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肥満治療評論家:工藤孝文によると

●女性は生理前に口臭がキツくなる

生理前になると女性ホルモンのバランスが崩れ、

口腔内に蒸発しやすい硫黄化合物が作られる

これを月経時口臭という

 

●妊娠中、女性ホルモンが増加し、歯周病が悪化する

女性ホルモンが歯周病の餌になり、

歯周病が悪化し、口臭の原因となる 腸内環境評論家:小林暁子によると

スウェーデンで発見されたロイテリ菌は、

アトピーや乾燥性皮膚炎だけでなく、口臭を抑える効果があると分かった

ロイテリ菌が入ったヨーグルトは、日本でも販売されている

ロイテリ菌は、母乳に含まれている

妊婦10人に1人の割合しか入っていない希少な菌

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