統合医療評論家:亀井眞樹によると
●自分が死ぬ時を知り、心静かに死ぬ人がいる
有名なのは、空海(弘法大師)が自分の亡くなる日を告げ、
弟子に囲まれて、ゆったりとこの世を卒業された
亀井が実際に会った患者は、苦労して一代で事業を作った
脳梗塞を繰り返し、全身の機能が落ちて、腸も動かなくなった
生きるか死ぬかの状態を潜り抜けてきた
「全て完治したので来週退院です」と伝えようと病室に行くと
全国から知り合いが集まり、お別れの会を開いていた
一人一人と握手しながら挨拶をしている
最後に亀井が「来週退院なんですけど」と声をかけると
「先生には本当に世話になった。ありがとう」
退院の日に容体が悪化し、彼は亡くなった
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