武蔵野学院大学国際コミュニケーション学部教授
アメリカ エール大学で約4年間 医学部研究員を務めた
近年話題のストレス解消に役立つ神経伝達物質GABAの原理を
約30年前にすでに発表していた
若き日の澤口が発表することは、
当時 ことごとく世間に認められなかったという
研究意欲に満ち溢れていた澤口の目標は、30歳までに本を書くこと
澤口は20代で書き溜めた脳の原理についての
原稿をあてもなく出版社に送りつけた
届いた原稿を見て、その難解さに戸惑った編集者は、
信頼している科学者に出版すべきかの判断を仰いだ
その人物の後押しもあり、30歳で初の著書が出版された
その科学者が、生物学評論家:池田清彦だった
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