流通評論家:渡辺広明によると
●今 コンビニのビニール傘とタクシー業界で戦争が起こっている
コンビニでは、年間5500万本のビニール傘が売られている
人口の43%が1年に1本購入している計算になる
25年前は、直径55㎝のビニール傘で300円
現在は、直径60㎝~65㎝のビニール傘で500円
ゲリラ豪雨や精密機器を持ち歩くことが増えたため、
傘が大きくなり値段が上がっていった
傘は8割くらいの人が、雨に濡れたくないから購入する
急場しのぎで買うため、値段が上がっても購入する
コンビニにとっては美味しい商品だったが、初めて値下げ局面に来ている
それは首都圏のタクシーの初乗り運賃が730円から410円に変更された
初めてコンビニの傘よりもタクシー代の方が安くなった
値上げするだけのビニール傘だったが、
いよいよ値下げしなくてはいけないかと考え始めている
(347)