認知科学評論家:中野信子によると
●人と叩きたい行動は、感染していく
叩きたい気持ちのスイッチが入るとバッシングする
●1人だけズルしていると叩かずにはいられなくなる
不とは共同体を作って仲間のルールがある
ルールを破った人を罰しないとズルした人が得する社会になる
ズルした人を引きずり降ろさないとみんなのためにならないと思い叩く
叩くという行動は、エンタメ化しやすく楽しい
人を叩く(バッシング)すると自分は正義の側に立てるから快感になる
5、6歳児でも見られる行動で、これが週刊誌が売れるメカニズム
叩かれない人は、自分の仲間ではないと思われている人
突出している、そのイメージがある人は、叩かれない
●自分の仲間ではないと思っている人は、不倫しようが何をしようが叩かれない
同じ仲間だったはずと思われている人がズルすると激しく叩かれる
脳科学評論家:澤口俊之によると
●不平等なことに文句ばかり言っていると、鬱になる
叩く側もドツボにハマるので言わない方が良い
心理評論家:植木理恵によると
人はスキャンダルを見て、気の毒だなと思いながら、
どこか安心する気持ちを持っている
●スキャンダルは、集団心理を平和に保つための必要悪
他人が叩かれている様子を見ると自分は大丈夫と安心する気持ちになる
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