魚食文化評論家:上田勝彦によると
魚の生臭みは、9割以上 水に溶けている
その臭みを洗いたいが、魚を洗ってはいけないから
洗ってはいけない理由は、旨味が逃げるからと言われてきた
試しにブリの切り身を水を張ったボウルに入れて、
1時間後に水を飲んでも、旨味は逃げていない
●生魚を水につけても旨味は失われない
魚の切り身を水につけると、魚の細胞膜に分子の小さい水が入ってくる
それが、ふやけるという状態
旨味が逃げるのではなく、ふやけるが正解
●生魚を流水で3秒洗うと生臭さがとれる
その後、しっかり拭く
それでもダメだったら、塩をまぶして、流水3秒+拭く
最後にどうしても臭い場合は、酒をかけて、流水3秒+拭く
これで臭みのとれない魚はいない
それでも臭かったら、そんな店で買ってはいけない
魚の科学評論家:落合芳博によると
●生マグロの紫色は、実は新鮮な証拠
マグロは死後、酸欠状態となり、紫色になる
酸素に触れると赤色に変化する
見た目、赤色が新鮮に見えるが、紫色の方が新鮮
切り身の場合は、できるだけ赤色を選んだほうが良い
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