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生物学評論家:池田清彦によると

北アメリカに生息するプレーリードッグ

一夫多妻制で、雄が一匹、

牝がたくさんいて集団で生活している

巣穴にはトイレや子供部屋など様々な部屋がある

プレーリードッグは、よくキスをするが、コミュニケーションのため

 

●プレーリードッグは、よその巣穴に侵入して子供を殺す

縄張り争いでエサの取り合いの末に、

よその巣穴に侵入して子供を殺す

さらに育児中のプレーリードッグは、攻撃性が増す

 

●名前の由来は、鳴き声が犬に似ているから

家族がいない雄は、生きがいがなく短命になる

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生物学評論家:池田清彦によると

夜行性で暗闇でも獲物を捕らえられるフクロウ

●フクロウの首は左右に270度も回る

人間の首の骨は7個しかないが、

フクロウの首の骨は14個もあるため首が柔らかい

 

フクロウの目は正面についている

捕食される動物は敵がすぐに分かるように目が横についている

 

●フクロウの耳は、左右対称についていない

右耳は上向きにつき、左耳は下向きについている

ズレていることで左右の耳に届く音に

時間差と大小が発生し、相手の位置が分かる

暗闇でもほぼ聴覚だけで約6%の誤差で場所が分かるという

 

●視野が狭くならないようにフクロウのくちばしが小さい

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生物学評論家:池田清彦によると アフリカに生息する類人猿最大のゴリラ

 

●ゴリラの握力は、500キロ以上

雄ゴリラの銀色の背中は、強さの象徴

 

雄ゴリラには同性愛が存在する

雄ゴリラだけかと思われたが、

最近の研究で牝ゴリラにも同性愛が確認された

雄にフラれた牝同士が行っていたという

 

●ゴリラは平和的な動物で仲の良い人間を10年も記憶している

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生物学評論家:池田清彦によると

●レッサーパンダは、縄張りを知らせるため、足の裏から臭いを出す

繁殖期の春先から臭いが強くなる

他にも肛門の傍からも臭いを出す

 

レッサーパンダの背中は茶色いが、お腹は黒い

●レッサーパンダのお腹が黒いのは、木の上で保護色になるから

 

●パンダとは、ネパール語で笹を食べる動物を意味する

レッサーパンダは、元々 肉食動物だった

その名残りが、犬歯として残っている

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生物学評論家:池田清彦によると

●フクロテナガザルの鳴き声は、4キロ先まで届く

テナガザルの中では最大で、

喉に袋を持つフクロテナガザル

 

喉の袋を大きく膨らませて鳴いて縄張りを主張している

声帯で出した声を袋で共鳴させて、

人の普通の声の100倍の大きさで鳴く

 

●フクロテナガザルの手は足の1.5倍くらい長い

ゴリラなどは一夫多妻だが、フクロテナガザルは、一夫一妻

オスとメスのペアの鳴き声の調和が

とれていると他のサルが縄張りに侵入しない

ペアの鳴き声が不調和だった場合、他のサルが侵入してくる

ちなみに1日に2、3回しか鳴かない

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