●認知科学評論家:中野信子」カテゴリーアーカイブ

認知科学評論家:中野信子によると

自分で決めたことは守る、と固持すると

自らの可能性や行動を狭めてしまうことになる

ステレオタイプ脅威という

 

例えば、

●自分が女らしいと思うと数学の点数が下がる

 

女性に、性別に丸を付けてくださいと書かれた回答用紙を渡す、

大学名を描いてくださいと書かれた回答用紙を渡すグループに分け、

同じ数学のテストを受けてもらった

すると性別に丸を付けてくださいと書かれた回答用紙で受けた女性の方が、

1割も成績が低かった

 

男性の方が得意をされる科目に関しては、女性を意識すると点数が下がる

(98)

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認知科学評論家:中野信子によると

●ゲームをすると記憶力がアップする

70代以上の高齢者に1日1時間以上ゲームをプレイしてもらうと

記憶学習能力に改善が見られた

前頭前野の血流がアップしたことが理由だと考えられている

実験では、武器やアイテムを駆使し、

恐怖から生還を目指すホラーゲーム「バイオハザードRE:2」をやってもらった

感情が揺さぶられるゲームをすることで

脳の物を覚える回路を刺激されることが分かっている

 

ウォーキングなどの有酸素運動をしているときに

記憶学習能力が上がると、ずっと言われてきた

●後ろ歩きすると記憶力がアップする

短い動画を見た後に、前歩き、後ろ歩き、

ずっと立っているだけに分かれ、

動画の内容を覚えているかの検証を行った

すると後ろ歩きをしたグループが最も記憶していたことが分かった

後ろに歩く体の動きに伴ってタイムトラベルする感覚で

思い出す能力がアップするのでは、と考えられている

 

生物学評論家:池田清彦によると

●難しいステップのダンスをすると記憶力がアップする

ダンスは、脳で考えたことを体で表現する必要がある

脳の活性化は、動きと連動している

難しいステップを脳に定着させると、記憶力アップにつながる

(344)

生物学評論家:池田清彦によると

最古の絵は、ネアンデルタール人が、

描いたとされる約6万4千年前の洞窟壁画

 

ナディアは、3歳から同じように洞窟壁画のような上手な絵を描いていた

ナディアは、8歳くらいで喋られるようになると絵が突然下手になった

洞窟壁画を描いた先史人は、上手く喋られなかった可能性が考えられる

 

認知科学評論家:中野信子によると

見たモノを写真のように焼き付けて覚える映像記憶

言葉と映像記憶はトレードオフ

言葉がよく喋られるようになると映像記憶が弱ってくる

●言語能力と映像記憶は関係している

映像記憶が強い子供は、4人に1人の割合でいる

しかし、

●写真のように記憶する力は、成長するにつれ消えていく

言語処理能力が上がるにつれ、視覚で記憶する能力が低下する

(160)

DNA鑑定評論家:金起範によると

●肉を食べないと髪の毛の健康に影響する

肉を食べて発毛剤を服用すると、その効果が出やすい

男性の抜け毛は、この方法で98%効果が出る

野菜だけでは必須アミノ酸が上手に吸収できず髪の健康に影響する

●赤身より鶏肉の方が、髪の毛に良い

 

認知科学評論家:中野信子によると

●薄毛の男性の方が、経済力があることが分かった

薄毛男性は、テストステロン値が高い

テストステロンが高い男性は、

金融トレードの成績が良いことが分かった

(103)

生物学評論家:池田清彦によると

●人間は髪の毛の本数は減らない

髪の毛が少なく見えても薄い産毛が生えており、本数自体は変わらない

人間とゴリラの体毛の本数も、ほぼ変わらない

人間の体毛が薄く進化した理由は、まだはっきりと分かっていない

 

認知科学評論家:中野信子によると

人間が体毛を失った理由は、仮説がいくつかある

その中のひとつが、

●人間が体毛を失った理由は、社会性が高いから

社会性を保つために体毛が邪魔になる理由は、

コミュニケーションの阻害になるからと考えられている

皮膚感覚は、大切

スキンシップすることで親近感が高まる

体毛が多くあるとスキンシップ時の障害となる

犬と比べると猿の顔には体毛がない

それは顔の表情をよく理解するため

人間が体毛を失ったのは、皮膚感覚で多くの情報を得るため

 

●人間が体毛を失った理由は、脳を冷ますため

脳を冷やしにくいので、

体表で血液を冷やせるように体毛を失ったという説もある

(275)

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