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漢方治療評論家:工藤孝文によると

●奈良時代には、すでにドラック中毒者がいた

 

鑑真和上により、石薬(鉱物性生薬)が伝来し、

聖武天皇の病を治したことで人気を博した

 

石薬の中で特に人気があったのが、五石散

五石散を飲むと気分が高揚し、ハイな状態になるという

一方、副作用で高熱が出て激しい発汗作用があり、

歩くなどの運動をして熱の発散を促さないと中毒死の危険性があった

 

5つの鉱物から作られ、熱を散らすために歩くので、五石散

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奈良時代史評論家:寺崎保広によると

●奈良時代にも役人の勤務評定があった

当時の中国の制度を基にした9段階評価

上の上~下の下まで

上官の個人的好みが反映しないようにポイントが決まっていた

当初は真面目に評価していたが、

奈良時代後半には、ほとんどが中の上に

波風が立たないように横並びになり、平安時代まで続いた

 

心理評論家:植木理恵によると

人は、律令だけでは人が他人の命令を聞けない

●奈良時代、服装が決められることで上下関係が作られた

炎天下、警察官の格好をすると長時間立っていられるが、

ラフな格好をしているときちんと立てない

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経済評論家:門倉貴史によると

●奈良時代 下級役人が仕事のミスで合コンを要求された

 

奈良時代の下級役人が上司からパワハラを

受けていたと記される文書が正倉院に残っている

 

748年7月28日、下級役人の角勝麻呂は、写経の仕事でミスを犯した

上司や同僚が上級官庁にミスを報告しない代わりに

2週間後に宴(合コン)を開けと要求された

さもなければお前の家に押しかけて財産全て没収するぞ、恫喝

角勝麻呂は、宴を開いてピンチを切り抜けた

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教育評論家:尾木ママによると

飛鳥 奈良時代の遊び道具は、

木で作られた竹とんぼ、操り人形、コマなど

 

その後、双六が流行する

賭け双六が行われるようになり、

家財道具を失ってしまう人が出てきたり、社会問題となってきた

 

●ギャンブル依存症の人が増え、689年に双六禁止令が発令された

当時の双六は、現代の双六の形式とは違い、

何枚かの木の棒を降り、裏か表かを当てるゲームだった

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古代評論家:來村多加史によると

●肖像画に描かれた聖徳太子の服は、中国で男装した女性の服がモチーフ

 

その服は、中国で女性が男らしく見せたいと思って着た服

 

この肖像画は、聖徳太子が亡くなって100年以上後の作品

中国の女性が男装した絵が日本に渡り、

当時の画家が真似たと思われる

 

皇后や期先など女性しか住めない後宮では、男装をして楽しんでいた

男性っぽい女性に男装をさせていた

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