育児・教育について」カテゴリーアーカイブ

教育評論家:尾木ママによると

●学校の道徳の成績で評価されるようになった

 

従来は皆で議論し、多様な価値観を理解、深める時間だった

今は道徳に正しい答えが用意された

 

道徳で優しい心、相手を思いやる心を培い、いじめをしない子供育てようと設けられた

 

小学2年生で習う道徳の「礼儀」では、

挨拶を言いながらおじぎ、挨拶を言った後におじぎ、

おじぎをした後に挨拶の3パターン用意される

最後に、挨拶を言った後におじぎする、正解が教えられる

この正解は、日本の伝統的な礼儀作法、後先後礼(先に言葉 次にお辞儀)による

 

挨拶の仕方は、相手や状況で変わるので色々な方法があると学ぶ方が望ましい

(159)

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心理評論家:植木理恵によると

日本人は、道徳心をすごく大事にする

アメリカでは道と徳と分けて教えているが、

日本では道しか教えていない

 

●日本の道徳教育では、道しか教えていない

 

道とは、上を敬う、順番を守る、筋を通す、道に則るなど

 

徳は、知識、技術、お金などを他社に分け与えることが立派という考え

 

道に則ってお金を稼いだら、他者に分け与えるのが道徳の教え

徳が素敵という教えもしないと経済が回っていかない

(578)

心理評論家:植木理恵によると

●自由に生きて欲しいという漠然とした教育方針は良くない

自由に生きて欲しいという漠然とした教育方針の家庭の子どもの精神疾患率が高い

自由にやりなさい、伸び伸びと生きて欲しいは、とてつもなく大きな目標

 

例えば、マウスに電気ショックを与える実験では、

8回頑張ると電気ショックを逃れられるマウスは、

何回頑張っても電気ショックを逃れられないマウスと同じ大きさの胃潰瘍が発症する

8回頑張るという目標は遠すぎるということが分かった

胃潰瘍ができなかったマウスは、

1回頑張れば電気ショックを逃れられるマウスだけだった

 

「自由にしてもいい」など漠然とした指導は、何をしてもダメだと同様に精神的にキツイ

適度な課題を出す指導は、目標が明確になり心にとっては1番良い

 

「自由にしてもいい」は理想的な言葉に聞こえるが、残虐的な教育放棄だと思っている

 

思春期まで不自由な環境で生活することで自由になりたいと自ら思うようになる

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脳科学評論家:澤口俊之によると

右脳と左脳が違うため、右脳の教育、左脳の教育と分けるのは、デタラメ

●右脳左脳教育は、間違っている

 

右脳左脳の発端は、アメリカのロジャー・スペリーが、

てんかんの治療のため患者の脳梁を切断し、左右の脳を分離したケースから

 

右脳左脳の機能的な差は、ほとんどない

しかし右脳と左脳の働きが違うという情報を元にした非科学的な幼児教育が多い

 

生物学評論家:池田清彦によると

生まれつき左脳しかない人でも日常生活に支障はない

左脳にあると言われている言語脳が、右脳にある人もいて、脳は人によって違う

 

●タバコに関して害がないという論文は全て却下される

タバコは良くないという論文しか出ないようになっている

世の中が求めている論文しか出てこない

(209)

教育評論家:尾木ママによると

朝早くから長時間学習すれば学力が上がると思っている学校が多いがデタラメ

●早朝からの長時間学習では学力は上がらない

 

-1時間目から0時間目、そして1時間目という時間割で

1日9~10時間授業する学校がある

進学率トップ校ではなく2番手グループの学校で行う傾向がある

しかしそれでは学力が上がらない

睡早朝から始めることで睡眠時間が減り、

いわゆる睡眠負債でストレスが溜まり、やる気が失せる

元々、塾や予備校のない地域で始まり、

いつしか強制参加させる学校が現れ始めた

 

東京大学大学院の調査した心の安定が得られる睡眠時間では、

男子高生で8.5時間、女子高生で7.5時間の睡眠が必要とされる

睡眠負債による悪影響は。学力低下、不登校、自殺につながる可能性がある

(228)

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