認知科学評論家:中野信子によると
人を嫌うのは、脳の大脳辺縁系で行われる
生命の維持に好ましいかを決めている
個人の生存とは別に、集団での生存も考えている
そのため集団の生存にとって得ではないため
●一人だけ目立ち得しようとすると その集団の中で嫌われる
●脳は相手に妬みを感じると裏切り者として認定する
妬み感情が、裏切り者検出モジュールという言い方される
目立っていても嫌われないようにするには、
得の分だけ他で損していることを見せる必要がある
(325)
認知科学評論家:中野信子によると
人を嫌うのは、脳の大脳辺縁系で行われる
生命の維持に好ましいかを決めている
個人の生存とは別に、集団での生存も考えている
そのため集団の生存にとって得ではないため
●一人だけ目立ち得しようとすると その集団の中で嫌われる
●脳は相手に妬みを感じると裏切り者として認定する
妬み感情が、裏切り者検出モジュールという言い方される
目立っていても嫌われないようにするには、
得の分だけ他で損していることを見せる必要がある
(325)
心理評論家:植木理恵によると
日本の安全神話のせいなのか、
心理学には、集団パニック、集団ヒステリーの研究者がほとんどいない
五輪までに日本の集団パニックに対する研究を進めておかないとヤバイ
●日本は集団パニックに対応できない恐れがある
アメリカは銃社会なので、
何人になったら手を抜き始めるのかなど集団心理の研究がたくさんある
海外では警察官と心理学者が一緒に工夫をする
日本も集団パニックに備えた研究や警備などを早急に進める必要がある
(225)
認知科学評論家:中野信子によると
周囲のレッテル貼りに人の行動が
規定されてしまう現象をラベリング理論という
例えば、あの人は太っているからだらしない、
そう外部から見られることで、本当にだらしなくなってしまう
●人は他人のイメージに自然と近づいていく
予言の自己成就とも呼ばれる現象
昔のアメリカで元受刑者に傷跡や
タトゥーを消す整形手術を施して釈放したグループと
そうでないグループで再犯率を調べた
結果、整形手術をしたグループは再犯率が低かった
(221)
心理評論家:植木理恵によると
●急に得た特権階級は、人のモラルを低下させる
アメリカの研究
若い頃から普通の自動車に乗っていた人が、
急に高級車に乗るようになると、
信号無視が12%アップする
割り込みが18%アップする
昔からずっと高級車に乗っている人は、この定義に当てはまらない
急に幸せになるとモラルが低下する傾向にある
(587)
生物学評論家:池田清彦によると
ブリティッシュコロンビア大学の研究
●高級店の店員にぞんざいに扱われると、その店で買いたくなる
高級店で店員にぞんざいに扱われると、
お金を持っていないと思われていると
プライドで腹が立ち、購入する傾向がある
心理評論家:植木理恵によると
ワインを使っての実験
ワインに詳しい客をぞんざいに高飛車に説明すると購入した
ワインに詳しくない客には、オススメを断言すると購入した
こだわりが強い客ほど店員と長話し、上流意識が高められて購入する
さらに店員と長話までして購入した商品は、
そうでない場合においても、良いものに違いないと思う傾向がある
(230)