教育評論家:西川純によると
●学校から担任の先生がいなくなっていく
団塊の世代の大量退職を補うため、若い教師を多く採用している
しかし育てる現場が疲弊しており、
小学校の先生の3割、中学校の先生の6割が過労死様態
昔であれば若い教師に比較的教えやすいクラスの担任を任さていた
今は、各教師が激務のため、
若い教師に大変なクラスの担任を押し付けることも
すると当然、若い教師が退職し、
職場に希望を見いだせなくなった中堅の教師も辞め、
痰飲をする教師が少なくなってしまう
●校長は、法律で生徒に教えられない
教務主任や教頭が教えることになるが、この2つの仕事が一番の激務
教頭には、朝一番に鍵を開けて、最後に鍵を閉める仕事がある
解決するために、部活を学校以外でする社会体育にシフト
登下校の見守りを地域で行う
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