ホンマでっか!?TVで紹介

医療評論家：おおたわ史絵による

汗で分かる病気の兆候

温熱性発汗：気温上昇などで体温が上がるのを防ぐ汗

味覚性発汗：辛い物を食べた時などに発汗神経が刺激されかく汗

精神性発汗：精神的な緊張や焦りから刺激されかく汗

●5位：緊張する場所ではないのに手汗をかくと要注意

→手掌多汗症の恐れあり

本人は認識がなくても身体が緊張状態の反応をし手汗をかく

手のひら以外にも額や鼻の先などから出る場合もある

●4位：突然汗っかきになると要注意

→甲状腺機能亢進症の恐れあり

甲状腺の働きが急激に活発化し、

代謝が良くなり過ぎて手の震えや動機を引き起こす病気

代謝の上がり過ぎで最悪の場合、死に至るケースも

突然の発汗は糖尿病や痛風などの可能性も

●3位：異常な寝汗を2週間以上かくと要注意

結核の恐れ→結核菌に体を侵される病気

感染すると微熱が続く

風邪の初期症状と似ているが長期間続く場合は結核の可能性も

現在でも日本で年間2万3千人が結核を患っている

推定で4人に1人は結核菌を保有していると言われている

結核は菌保有者の10人に1人しか発症しない

汗以外に2週間以上咳が続く場合、結核を疑い早めに病院へ

●2位：おしっこの匂いの汗が出ると危険

肝硬変・腎不全の恐れ

→毒素であるアンモニアが処理されず身体中に回る病気

血中アンモニア濃度の上昇し過ぎで意識不明になる場合も

●1位：緑色の汗が出ると危険

緑膿菌感染症の恐れ

→どこにでも存在する常在菌で、発症すると菌に浸食される

汗腺に緑膿菌が感染すると緑色の膿を出す

緑膿菌が身体中にまわると菌血症になり死に至る場合も

緑膿菌は非常に弱い菌のため、通常の免疫力があれば感染しない

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