●生物学評論家:池田清彦」カテゴリーアーカイブ

認知科学評論家:中野信子によると

●ゲームをすると記憶力がアップする

70代以上の高齢者に1日1時間以上ゲームをプレイしてもらうと

記憶学習能力に改善が見られた

前頭前野の血流がアップしたことが理由だと考えられている

実験では、武器やアイテムを駆使し、

恐怖から生還を目指すホラーゲーム「バイオハザードRE:2」をやってもらった

感情が揺さぶられるゲームをすることで

脳の物を覚える回路を刺激されることが分かっている

 

ウォーキングなどの有酸素運動をしているときに

記憶学習能力が上がると、ずっと言われてきた

●後ろ歩きすると記憶力がアップする

短い動画を見た後に、前歩き、後ろ歩き、

ずっと立っているだけに分かれ、

動画の内容を覚えているかの検証を行った

すると後ろ歩きをしたグループが最も記憶していたことが分かった

後ろに歩く体の動きに伴ってタイムトラベルする感覚で

思い出す能力がアップするのでは、と考えられている

 

生物学評論家:池田清彦によると

●難しいステップのダンスをすると記憶力がアップする

ダンスは、脳で考えたことを体で表現する必要がある

脳の活性化は、動きと連動している

難しいステップを脳に定着させると、記憶力アップにつながる

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生物学評論家:池田清彦によると

●葛飾北斎が描いた神奈川沖浪裏の波は、想像ではなく本当の波

 

オックスフォード大学とエディンバラ大学が、

実験プールで巨大な波を発生させた際、その波の形が

神奈川沖浪裏の波とほぼ同じ波であることが判明した

 

実験は、ボートが転落した時の大波を再現する目的だった

 

葛飾北斎には、一瞬見た映像を記憶する能力があった可能性がある

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生物学評論家:池田清彦によると

最古の絵は、ネアンデルタール人が、

描いたとされる約6万4千年前の洞窟壁画

 

ナディアは、3歳から同じように洞窟壁画のような上手な絵を描いていた

ナディアは、8歳くらいで喋られるようになると絵が突然下手になった

洞窟壁画を描いた先史人は、上手く喋られなかった可能性が考えられる

 

認知科学評論家:中野信子によると

見たモノを写真のように焼き付けて覚える映像記憶

言葉と映像記憶はトレードオフ

言葉がよく喋られるようになると映像記憶が弱ってくる

●言語能力と映像記憶は関係している

映像記憶が強い子供は、4人に1人の割合でいる

しかし、

●写真のように記憶する力は、成長するにつれ消えていく

言語処理能力が上がるにつれ、視覚で記憶する能力が低下する

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生物学評論家:池田清彦によると

●人間は髪の毛の本数は減らない

髪の毛が少なく見えても薄い産毛が生えており、本数自体は変わらない

人間とゴリラの体毛の本数も、ほぼ変わらない

人間の体毛が薄く進化した理由は、まだはっきりと分かっていない

 

認知科学評論家:中野信子によると

人間が体毛を失った理由は、仮説がいくつかある

その中のひとつが、

●人間が体毛を失った理由は、社会性が高いから

社会性を保つために体毛が邪魔になる理由は、

コミュニケーションの阻害になるからと考えられている

皮膚感覚は、大切

スキンシップすることで親近感が高まる

体毛が多くあるとスキンシップ時の障害となる

犬と比べると猿の顔には体毛がない

それは顔の表情をよく理解するため

人間が体毛を失ったのは、皮膚感覚で多くの情報を得るため

 

●人間が体毛を失った理由は、脳を冷ますため

脳を冷やしにくいので、

体表で血液を冷やせるように体毛を失ったという説もある

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生物学評論家:池田清彦によると

●目を閉じて字が上手く書ける人は、運動能力が高い

脳でイメージした字を

そのまま出力できるかで運動能力が測れる

 

●運動能力が分かるテスト

1、字を覚えて目を閉じる

2、ペンを持つ手首を3回まわす

3、目を閉じたまま紙に書く

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